GMP 医薬品原料 ( 原薬 ・ 中間体 )・危険品 保冷 倉庫

医薬品原料 ( 原薬 ・ 中間体 ) サプライチェーン支援サービス(GMP 倉庫 )

グリーンエイトは、創業以来、危険品を含む様々な 医薬品原料( 原薬 ・ 中間体 )の温度管理輸送を手掛けてきました。輸送に加えて、これまでの温度・品質・安全管理のノウハウを活かしたGDP準拠の保管拠点を稼働し、研究開発の現場から市場までの物流トータルサポートを承ります。

医薬品原料 ( 原薬 ・ 中間体 ) サプライチェーン支援サービス

グリーンエイトは、アセット型「3PL(Third(3rd)Party Logistics)」として、お客様に最適かつ包括的な物流サービスをコーディネートいたします。3PLとは、荷主のお客様の物流業務を一括で請け負い、荷主に代わり、国内運送・保管・在庫管理・書類作成・入出荷・輸出入等のロジスティクスに関わるあらゆる業務を最も効率的な形で遂行・手配するエージェントです。グリーンエイトはGDP準拠の自社倉庫を拠点とし、創薬に関わるサプライチェーンを、ロジスティクスを通してご支援いたします。

■試薬、検体、生体試料の保管委託先として

創薬研究の過程で生じる検体や試薬は財産である一方、高品質な状態で中長期的に保管するためには、多大な労力とコストを要します。しかし、グリーンエイトが保管を一挙に請け負うことで、研究現場の皆さまの人員的、費用的負担を削減し、本業である研究課題に集中的に向き合う時間を確保することが出来ます。 また、医薬中間体、原薬(API)等の医薬品原料の保管委託先としてご利用いただくことで、逼迫する自社倉庫のスペースを有効活用できるようサポートいたします。

■病理検体、学術標本の長期凍結保管

長期保管の検体保管に係る高額な設備費用、保管スペースを低減することが出来ます。ディープフリーザーを研究室ごとに購入する場合、費用は数百万円におよぶこともあります。また、保管設備を設置するために必要となるスペースも決して小さいわけではありません。そこで、グリーンエイトではディープフリーザー内にはお客様ごとに、専用の保管ラックを整備いたします。感染性物質も、区分けされた設備区画スペースにて保管可能です。

■治験薬デポ・医薬品配送センター機能

国際治験プロジェクトにおいて、グリーンエイトの保管施設にて回収した検体を集約し、国内外問わず、定期的にまとめて検体を搬出することも可能です。 エンドユーザー様からのご注文を受け、お届け先までの配送手配の代行も可能です。海外の仕入れ先からの輸入や研究機関、卸先への輸出など海外からの直接の煩雑な輸出入手続きも対応いたします。

■災害時のバックアップ対策として

いつ、どこで地震等の大災害が発生してもおかしくはない日本において、研究機関や保管施設のほとんどが首都圏に集中しています。近年、事業継続計画(BCP)の一環として研究資源を分散保管する重要性が再認識されるようになってきました。首都圏からの往来が便利な位置にある弊社施設にて一部の研究資源を保管することで万が一のリスクヘッジを可能にいたします。

グリーンエイトの低温保管サービスの特徴

温度管理

24時間対応の温度モニタリングを実施し、厳重な温度管理が求められる細胞・検体などの 生体試料、及び医薬品原料、 中間体、原薬(API)を 保管いたします。 グリーンエイトの施設では、定温~極冷凍まで5つの温度帯に対応しています。

温度管理 temperature controled

GMP及び​GDP準拠

GDP(Good Distribution Practice/医薬品の適正流通基準)に準拠、GMP(Good Manufacturing Practice/医薬品の製造管理及び品質管理の基準)省令にも対応した高品質なサービスを提供いたします。温度モニタリングやトレーサビリティーの担保はもちろんのこと、教育訓練を受けたスタッフが対応します。

危険品対応

爆発性・引火性を伴う四類危険物(引火性液体)等の危険品にも対応可能です。​引火点以下での保管を行うことで、万が一の火災を防止。沸点が低い物質の保管はお任せください。コンプライアンスを重視し、消防法に則った体制で保管します。

温度管理設備

■対応温度帯

グリーンエイトの施設では、定温(+15~+25℃)、冷蔵(+2~-8℃)、冷凍(-20℃、-80℃、-196℃)の 5温度帯に対応しています。​ 液体窒素保管容器(-196℃)やディープフリーザー(+2~-8℃、-20℃、-80℃)に加え、危険品保管可能な低温倉庫(‐20℃、+5℃)、及び定温室(+15℃~+25℃)を完備しています。

clinical trial

その他医薬品

試薬、全血等

血液 blood

血漿等

ウイルス virus

細胞、尿等

clinical trial

細胞、ワクチン等

■フリーザーの一棟貸し

受託荷物量に応じて、フリーザー1台貸切での保管サービスもご提供可能です。

■温度計測レポート

オプションにより集荷場所から保管施設までの輸送中や保管中の温度計測レポートの作成も可能です。

温度管理設備

爆発性・引火性を伴う四類危険物(引火性液体)等の危険品も+5℃前後及び-20℃前後の専用保冷施設にて保管が可能です。​引火点以下での保管を行うことで、万が一の火災を防止。沸点が低い物質の保管は お任せください。コンプライアンスを重視し、消防法に則った体制で保管します。

保管可能な危険物について (四類危険物)

・第1石油類  アセトン、酢酸エチル、トルエン等
・第2石油類 クロロベンゼン、酢酸、キシレン等
・第3石油類 グリセリン、ニトロベンゼン等
・第4石油類 フタル酸ビス、ギヤー油等
・アルコール類 エタノール等

 

対応可能温度帯

・+5℃ 危険物冷蔵庫
・ー20℃ 危険物冷凍庫

衛生面・セキュリティ面

■徹底した衛生対策

シートシャッター、エアーカーテンの設置や捕虫器の設置など防虫、防鼠対策には細心の注意を払っています。

■万全のセキュリティ

24時間対応の監視システム、デジタルデバイスを用いた倉庫への入出管理など24時間365日の警備体制の下、 不審者の侵入や内部情報の流出を阻止します。

■細胞培養棟/医療薬剤供給棟の2棟ゾーニング管理

​医療検体は細胞培養棟、医薬品原料等や治験薬は医療薬剤供給棟と保管区域を分けることによって、繊細な扱いが必要となる凍結検体や医薬品原料等を安全に保管いたします。

米沢

災害対策

■大規模な地震のリスクが低い立地

直近30年間の震度6以上の地震の発生確率が3%未満の土地に施設を構えています。 ​所在地の山形県米沢市は東北地方に位置するものの地震の多い太平洋側とは全く異なる地盤に位置しています

■安定した電力供給と非常用発電機

保管施設は、2つの電力系統から電気を供給しており、安定した電力供給を実現しています。それに加えて、自家発電によるバックアップ機能を備えており、万が一停電した際には、細胞培養培養棟は7日間、医療薬剤供給棟は3日間の電力供給が可能です。 お客様に安心していただける万全な環境を整えています。

保管受託内容

​■貨物内容

生殖細胞(凍結卵子・精子・受精卵 等) ヒト/動物由来の各種細胞 病理検体(癌腫瘍の摘出検体 等) 学術標本(遺伝子組み換えマウス細胞 等) その他生体試料 化学品(試薬、薬品原料、有機溶剤 等) 危険品(引火性液体 等) 医薬品原料、中間体、原薬(API)

■保管荷姿(例)

ケーン
1㎖/2㎖チューブ
フリーズボックス
ドラム缶
IBCコンテナ
100×100㎝パレット
40㎝四方段ボール

■保管期間

ケーン1本、1ヶ月~の保管受託が可能です。 ​お気軽にご相談ください。

高薬理活性原薬(高生理活性物質・ケミカルハザード)の保管にも対応

Highly Potent API(HPAPI)・高薬理活性原薬(高生理活性物質・ケミカルハザード)の保管にも対応しております。
ご相談の際には、保管希望の物質のOELカテゴリーをお知らせの上ご連絡くださいませ。国内外の受託合成CDMO、CMO様との集配も承ります。

高薬理活性原薬 高生理活性物質 ケミカルハザード

数グラムから保管可能

クリーンルーム

HEPAフィルター付きクリーンルームにて保管可能

毒物・劇物の保管にも対応

■毒劇法対応の保管庫

毒物及び劇物取締法 (毒劇法) に準じた万全のセキュリティロック体制を有する保管庫にて、特定毒物、毒物、劇物の保管を行います。試薬など、少量からの保管にも対応しております。

■毒物劇物の輸入と一括での物流受託も可能

毒物劇物取扱責任者を設置の上、毒物劇物輸入業を所持しております。弊社がIOR(輸入者)となることも可能ですので、毒物劇物の輸入手配に関しても弊社に一括でお任せいただけます。

米沢リプロメディエンスセンター

所在地:山形県米沢市アルカディア1丁目808-83
地図はこちら

延床面積:405.80㎡
(細胞培養棟:220㎡、医療薬剤供給棟250㎡)

許認可
・医薬品製造業(保管)
・危険品倉庫(医療薬剤供給棟)
・冷蔵倉庫(細胞培養棟)

交通アクセス (自動車使用)
東北中央自動車道米沢中央ICより1㎞ (約2分)
国道13号線に近接 (約1分)
山形空港より約70㎞ (約70分)
JR米沢駅から1.3㎞(約3分)

首都圏から片道4時間以内の往来が可能 ​輸送コスト削減に寄与します
Shopping Basket