着床前診断・男女産み分け(PGT)

着床前
診断とは

G8の
着床前診断

男女産み分けについて

専任担当者制

よくある
ご質問

検査の流れ

着床前診断・ 産み分け について

着床前診断 とは、胚移植を行う前に染色体や遺伝子の検査・解析を行い、異常がない受精卵を子宮に戻してあげることで、流産を回避し健康なお子さんを得られるようにするための技術です。

着床前診断には、着床率を上げ流産を減らす目的で、染色体の異数性を調べる「着床前染色体異数性診断(PGT-A)」と、ご夫婦のいずれかが特定の遺伝性疾患の保因者である場合に原因遺伝子を調べる「着床前単一遺伝子診断(PGT-M)」があります。

着床前染色体異数性診断(PGT-A)は受精卵の染色体異常や、男女の性別を事前に判定する検査です。産み分けが可能な検査になります。染色体異常のない受精卵を移植することで体外受精の妊娠率を高め、流産を予防することもできます。

着床前単一遺伝子診断(PGT-M)は特定の遺伝性疾患が遺伝していないかどうかを調べる検査です。日本では一定の条件をクリアし日本産科婦人科学会の倫理委員会で承認を得た症例に限りPGT-Mを受ける事が可能です。

これら検査を受けることで、妊娠中の不安や、妊娠を継続すべきかどうかで悩まれるご夫婦の精神的な負担を減らす事が出来るようになりました。

グリーンエイトの着床前診断 ・ 産み分け( PGT-A / PGT-M )

現在グリーンエイトでは、アメリカの検査機関で 着床前診断 を提供しております。弊社が提供する着床前診断プログラムは、海外にご夫婦が渡航する必要が無く日本にいながら検査を受けることが可能です。 (2022年ロシアのウクライナ侵攻以後、ウクライナでのPGT検査手配を保留にしております。2023年4月現在、ウクライナでの検査手配は行っておりません。ご了承下さいませ。)

アメリカ・ウクライナのどちらの検査機関でも受精卵の染色体を調べる方法として、23種類全ての染色体を調べるNGS法という最新技術を導入しております。

NGS法は従来のFISH法や、aCGH法に比べ精度が高く詳細な判定が出来る方法で、以前では発見することができなかったモザイク異常も検出することができます。いずれの方法でも染色体異常によって起こりうる流産のリスクを避け、妊娠・出産の可能性を高めることが可能です。また、染色体を調べることでX/Y染色体を確認することができ性別を判定すること( 産み分け )も可能となります。

chromosome 染色体

染色体について

染色体は、細胞の中心にある細胞核内に存在しひも状の構造を持ちます。染色体にはDNAより構成される遺伝子が含まれ、遺伝によって受け継ぐ情報が含まれます。

正常なヒトの細胞は、22 組の常染色体と、2種類の性染色体(XYが男性、XXが女性)で構成されています。

もし何らかの異常が起き卵子や精子に染色体の過剰または不足が生じた場合、その精子や卵子から発生する胚にも染色体の過剰や不足が見られます。これを異数性といいます。異数性が起これば、胚が子宮壁に着床しない、もしくは着床後すぐに成長を停止し流産にいたることがあります

しかし、異数性が13, 18, 21, X, Yといった染色体で起きた場合、妊娠が出産まで継続する可能性があります。その中で最も一般的なものは第21染色体が1本多い場合であり、ダウン症候群(21トリソミー)です。他の一般的な異数性の事例としては、クラインフェルター症候群(XXY)、13トリソミー、18トリソミー等があります。染色体異数性により現れる特徴は、どの染色体が多いかまたは欠失しているかにより決定され、身体の異常または精神遅滞が見られる場合もあります。

染色体異数性の起こる確率は、母親、父親共に高齢になればなるほど高くなります。晩婚化、高齢出産の傾向が強まっている今、着床前診断によって事前に染色体異数性のリスクを減らすことは理想のライフプランの設計に有用です。

男性​:X染色体とY染色体を持つ

女性​:X染色体を2本持つ

産み分け について

着床前診断(PGT-A)では性別の判定が可能です。

グリーンエイトの着床前診断プログラムでは、体外受精した受精卵が胚盤胞という状態まで成長した段階で、数個の細胞を取り出し、22 組の常染色体と、2種類の性染色体(XYが男性、XXが女性)を含め、すべての染色体を海外検査機関にて調べます。その結果、受精卵の性別を事前に知ることができ、ご希望の性の染色体を持つ受精卵だけを子宮に移植することで男女の産み分けが可能になります。

これまで日本では、着床前診断(PGT-A)を行うことは大変厳しい状況でしたが、現在は着床前診断の有効性を調べる目的で臨床研究が行われております。

しかし、流産経験などの対象条件が定められており、また性別の判定は行わないため男女産み分けは行うことができません。

現在、女性の社会進出が進み、晩婚化や核家族化、金銭的な事情など、様々な事情から着床前診断や産み分けを行いたいと考える方が増えております。 グリーンエイトでは皆様にもう一つの選択肢を提供することで、不安や悩み、精神的な負担を減らすことができ、また新たな希望を見出すことが出来ると考えております。これらの概念から、男女産み分けも含めて検査を行うことは女性の権利だと考えております。

安心の専任担当者制

不妊治療は女性にとって、また夫婦にとって、精神的にも肉体的にもとてもストレスがかかる治療です。

また、通常の不妊治療に加えて、海外での着床前診断(PGT)を受けるにはさらに費用と時間がかかります。

グリーンエイトでは安全な国際輸送はもちろん、確実に着床前検査が行えるよう、お客様一人一人に専任のバイリンガル担当者が付き、お問い合わせから検査完了までの全てをケアします。 提携先海外の医療機関・検査機関と密に連絡をとり、お客様にご負担やご不安がないように責任をもってサポートいたします。

よくあるご質問

Q1

検査のために海外に渡航するのですか?

グリーンエイトの 着床前診断 ( PGT ) 検査サービスは、日本にいながら PGT 検査を受けて頂くことが可能なため、海外へ渡航していただく必要はございません。

Q2

2つの病院に凍結胚があります。一緒に検査に出せますか?

2 か所の病院から集荷を行うことは可能です。
どのように集荷するかについては病院のルールや状況によっても異なりますので、お気軽にご相談ください。

Q3

産み分け 、性別の検査は可能でしょうか?

性別の検査を行うことは可能です。産み分けを理由にPGT検査依頼を行う夫婦は多いです。グリーンエイトの着床前診断では染色体XX(男性)XY(女性)を含む全ての異常を調べることが可能です。ご要望に応じて染色体の結果を報告いたします。

Q4

既にクリニックで凍結されている受精卵にて検査に出せますか?

既に日本国内のクリニックにて凍結保存​されている受精卵にて検査が可能です。

Q5

すでに長男、次男がおります。三人目は、女の子が希望です。検査依頼は可能でしょうか?

はい。可能です。正常な女の子の胚をPGT検査で確認できます。性別がPGT検査で確認が可能なため、着床前診断( PGT )で産み分けが科学的に可能になります。

Q6

受精卵ではなく細胞を検査に出すのを希望しております。対応可能ですか?

はい。可能です。細胞を 着床前診断 ( PGT ) 検査に出すために、生検(Biopsy)が必要になります。ご経験のある培養士がバイオプシー作業を行う必要がございます。詳細についてグリーンエイトにご連絡くださいませ。

Q7

輸送方法はどの様に行いますか?

IATA認定の専用ドライシッパー容器にて輸送を行います。弊社の使用する容器は安定して-190℃の温度帯を15日以上保つことが可能な為、安全に現地の検査機関まで輸送を行うことが出来ます。

また、グリーンエイトの本業は国際医薬品輸送でございます。日々、生殖医療細胞等の輸送は年間100件以上行っておりますので、凍結胚の輸送も安心してご依頼いただけます。

Q8

検査結果が分かるまでどのくらいの時間がかかりますか?

提携先クリニックの混雑具合にもよりますが、海外のクリニックに受精卵が到着してから、通常2週間から7週間程度で検査結果を報告しております。

Q9

詳しい流れや料金について記載がある資料が​欲しいです

お問い合わせ欄より着床前診断資料請求の旨をご連絡ください。
確認が出来次第、担当よりご連絡をさせて頂きます。(必須箇所は全てご記入をお願いいたします。)

グリーンエイトの検査の流れ

STEP1

ご来社もしくは電話・オンラインにてご面談

STEP2

国内の医療機関にて体外受精の治療開始

STEP3

検査個数が決定次第グリーンエイトまでご連絡・弊社とのご契約

STEP4

日本及び現地クリニックとの輸送輸送スケジュール調整

STEP5

海外検査機関にて検査
(最短2週間にて結果のご報告)

STEP6

結果のご報告・​凍結受精卵の返送

STEP7

国内のクリニックにて移植治療

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