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実験動物 の輸送はどのような流れで進める? 活マウス の輸送事例を説明

実験動物 動物 活マウス

当社ではよく医科学実験用マウス( 活マウス )等の 実験動物 の輸送を受託します。しかし、このマウスの輸送、輸出先の国や地域によって、全く異なる種類の書類が要求され、本当に一筋縄ではいきません。

日本からカナダ・オーストラリアへの 活マウス 輸送例

例えば、先般受託した日本からカナダ東海岸とオーストラリア南東部向けのマウス(若干特殊な種のマウス)の輸送を例として説明いたします。

規制調査・書類の手配

まず、輸出国である日本側で輸出申告に必要としている書類を全て揃えます。

そして、カナダ、オーストラリアそれぞれの側の規制も事前に調べ上げ、発地国で必要な動物検疫証明や、動物取引のワシントン条約に違反してないことを証明するための書類など、発地国で必要な全ての書類とともに、輸入国のカナダ、オーストラリアで必要な書類も別途、現地の規制管轄省庁に事前申告してそろえなければいけません。

動物の輸送準備と温度管理

これらが揃ってようやく実際の動物の輸送準備となります。もちろん、実際の動物の輸送でも温度管理が大切です。航空機で飛ばしている間も温度が高くなりすぎても、低くなりすぎてもいけません。また、長時間に及ぶ乗り継ぎのフライトが大半のため、多くのケースでは水やエサを必要分計算して与えてあげる必要もあります。

スケジュール調整と管理の重要性

そして何よりも大事なのがスケジュール調整と管理です。出国審査(税関輸出申告)にはじまり、長時間に及ぶ乗り継ぎのフライトがあるため、日本を出発してから現地に配達されるまで、最低でも2日、3日要するケースが大半です。到着した時にちょうど土曜日、日曜日にかかってしまわないように調整することが求められます。もちろんこれも 現地側での輸入検査のために我々がコントロールできない範囲で、1日、2日通関許可が伸びてしまうこともあり、この辺も最大限考慮します。

実験動物 の輸送は経験豊富なグリーンエイトにお任せください

このように動物の輸送では考えなければいけないことが非常に多いため、なかなか経験の少ない輸送業者では取り扱うことが難しいのです。

長年にわたって多くの経験を積んできた グリーンエイトにぜひお任せください。もちろん国際輸送に100%の絶対はありませんが、可能な限り、99.9%に近づけられるよう、私たちグリーンエイトは24時間365日のサポート体制で精一杯いつも努力します。

試薬・サンプルの国内・国際輸送、保管をすべて弊社に丸投げ可!

グリーンエイトでは、治験薬、医薬品原料(API)、検体、サンプル、試薬、実験動物等のライフサイエンス・ケミカル物流を行っております。

GMP/GDP物流、危険物、毒劇物、高薬理活性原薬、温度管理、少量貨物など、法令規制調査などのお手間のかかる貨物の物流などに困りの場合はお気軽にご相談ください。専門知識を有するネイティブコーディネーターが、物流のお悩みを一手にサポートいたします。

※15分からオンライン面談も承っております※

TEL 03-6206-2657

受付:平日9:00-18:00

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